2015年1月19日月曜日

diary:2015/1/19ma

近頃感じること。
例えば「奴はロックだ」「いやロックじゃない」というような他愛
のない会話も最近は何かシャレにならない感じというか「で、君は
どっちなの?」「その答え如何では今後の付き合い方も…」的な、
ちょっとテキトーなことを言えない雰囲気が巷にあって。
まぁいつだって反何々とか対何々ってのは必ずある訳で、それ自体
は構わないのだけれど、どっちでもなかったりその日の気分で変わ
ったりすることがなにかとんでもないことのような言われようをさ
れるとなんだかなぁと、面倒だなぁとボクなんかは思うわけです。
うっかり好き嫌いも言えないなぁと。

ロックってものが、その精神性とか思想的な捉え方をされるように
なってだいぶ経ちますが、たしかにそういう側面はあるにしても、
ようはポピュラーミュージックなわけだからそう目くじらたてんで
もと思うのだけれど…なにか「ロックたるもの」というようなもの
言いが以前より幅をきかせてるような感じを受けるのはボクだけで
しょうか。ロックは常に反体制であれ、という事であるならとっく
の昔にそんなもの潰されてるだろうし、なんでもありだからこそロ
ックなわけで。ホワイトアルバムなんてあんな節操のないものはな
いですから。だからビートルズはロックであって。
ラブソングだろうが政治的なことだろうがとりあえず思ってる事は
みんなぶちまけちまいなよってのがロックだと僕は思っていたけれ
ど、どうもこの頃はそうじゃなくなってきたみたいです。
多様であっていいはずのものが知らず知らずのうちに狭められてい
くようなことがあって良いわけがないし、こっちかそっちのどっち
かに決めなくてはいけないというような類いのものでもない。
批判されようが馬鹿にされようが、短い人生やりたい事をやりたい
ように、好きな事を好きなだけやること、そして沢山楽しむこと。
ボクがロックから教わったことです。

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