2013年10月31日(木) |
手つかずの海沿いの集落。
うっそうと茂るセイタカアワダチソウ。 彼らがどんなに高くどんなに広くその地を埋め尽くそうとしても、 悲しみの痕跡を覆い隠す事はできない。 南相馬で歌った帰りに小高地区の村上海岸に立ち寄りました。 その荒涼とした風景を前にして何をどうすればよいかなどという 未来を語る言葉は僕には何一つ見つける事はできませんでした。 もうだいぶ前に警戒区域解除とされている地区にも関わらず、 人の気配はほとんどありません。 見捨てられた場所には外の声など届きようがありません。 どちらの側であれ復興を唱える人たちはいったいここで何をしろ と言っているのだろう、この草に埋もれた広大な土地をどうしろ と言うのだろう。 正直僕にはこの風景を前にビジョンを語れるほどの頭を持ち合わ せてはいません。恥ずかしながらただ呆然とするだけです。 facebook:honna kazutoより |
2013年10月31日木曜日
diay:20131031th
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