以前ここでバート・バカラックに触れたけれど、
彼と共に多くの素晴らしい歌を創った作詞家の
ハル・デヴィッドが先日亡くなった。
歌は詞とメロディーでできている。
詩ではなく詞。
詩は言葉それ自体で完結している。
けれど詞はメロディーと寄り添ってやっと完結する。
他愛のない言葉もメロディーに乗っかった途端、
魔法にかかったようにそこいら中を飛び回り僕らの
胸に届くことがある。
その不思議。その出会い。
レノン&マッカートニーがそうだったように
多くのマジックをハルとバートの二人は僕らに
見せてくれた。
僕が最初にハル・デヴィッドの歌を耳にしたのは
「明日に向って撃て!」だと思う。
アメリカンニューシネマどっぷりの僕にとって
この歌は、いつ聴いてもグッと来てしまう。
作詞 ハル・デヴィッド
作曲 バート・バカラック
歌 B.J.トーマス
これこそが「歌」だ。
http://www.youtube.com/watch?v=hUVpYENQJMg
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